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その他

この章で覚えておきたいこと

流通情報システムの周辺論点としてオープンデータの開放性を整理する図解

基本知識

流通情報システムの周辺論点としての位置づけ

POSやEDIなどで生まれたデータを外部で再利用する位置づけを示す図解

流通情報システムの本線は、店舗なら POS や ID-POS、取引なら商品コードや EDI、物流ならバーコードや電子タグ、トレーサビリティです。このトピックは、それらの中心論点とは少し違い、集めたデータを外部でも使いやすい形で公開できるかを確認する補助論点です。

そのため、独立した暗記テーマとして深追いする必要はありません。むしろ、店舗・取引・物流で生まれた情報が、ほかのシステムでも再利用できるかという視点で理解すると整理しやすくなります。

開放性を判断する2つの軸

機械判読性と特定ソフト依存の2軸で開放性を判断する図解

オープンデータの開放性は、主に次の2つの軸で見分けます。

人が目で見れば分かるだけでなく、システムが項目や値を取り出しやすい形式かを見ます。

ある製品がないと扱いにくい形式より、広くデータ交換に使える形式の方が再利用しやすくなります。

この2軸で見ると、紙面や画像に近い形式は開放性が低く、構造化されていて他システムへ渡しやすい形式は開放性が高いと判断できます。

データ形式の並び方

PDFやJPG、xlsやdoc、XMLやCSVを開放性の低い順に並べる図解

試験でまず押さえるべき並びは次のとおりです。

人間が読む、見る用途には向きますが、表や項目を機械的に取り出しにくい形式です。

電子データとして扱いやすく、PDFやJPGより再利用しやすい形式です。ただし、特定ソフトの形式に依存しやすいため、開放性は中間に位置します。

機械で読み取りやすく、データ交換や二次利用に向く形式です。この3群の中では最も開放性が高いと判断します。

したがって、開放性の低いものから高いものへ並べると、PDFやJPG → xlsやdoc → XMLやCSV になります。

選択肢の切り方

開放性の順序問題を3段階で切る判断手順の図解

この種の問題は、順序を丸暗記するだけでなく、次の手順で切ると安定します。

1. まず、画像や紙面に近く、機械判読しにくい形式 を最下位に置きます。 2. 次に、電子データとして扱えるが、特定ソフト依存 の形式を中位に置きます。 3. 最後に、機械判読しやすく再利用しやすい形式 を最上位に置きます。

この判断手順は、オープンデータだけでなく、流通情報システム全体で「情報を共通形式で扱うほど連携しやすい」という発想にもつながります。

この章のまとめ

オープンデータの開放性を機械判読性と再利用性でまとめる図解

一次試験過去問での出方

2018年第40問では、オープンデータの開放性を、PDFやJPG、xlsやdoc、XMLやCSVの3群から並べ替えさせる形で出題されました。正解は PDFやJPG → xlsやdoc → XMLやCSV で、機械判読性とソフト依存の2軸で切れるかがポイントでした。

引用元